第34回 朝日作曲賞(2023年)受賞作品「月の世界へ」の楽譜について

第34回 朝日作曲賞(2023年)受賞作品「月の世界へ」の楽譜について

こんにちは。作曲家の村本晋也です。このたび私の作品《混声合唱とピアノのための組曲「月の世界へ」》が全日本合唱連盟(2023年度)第34回 朝日作曲賞を受賞し、同組曲内の第2曲「この船の行く先で」が2024年度 全日本合唱コンクール課題曲G4に採用される事となりました。 それに先立ち、当作品における楽譜の取り扱い等についてお知らせ致します。

「朝日作曲賞」受賞によせて 

今回の受賞作品《混声合唱とピアノのための組曲「月の世界へ」》は、私が世の中を見渡して感じた事に着想を得て、2021年頃から少しずつ構想を練っていたものです。昨今の世界的騒動によって多くの人々が疲弊する中、社会に少しでも明るい光を齎すべく音楽家の一人として何か出来る事は無いか、その一心で作詞から自身で手がけて完成させました。長い時間を掛けて丁寧に執筆した作品のため思い入れも強く、少しでも多くの合唱団様に歌って頂ければこの上無い幸せです。

尚、私の受賞直後のコメントおよび朝日作曲賞の審査内容については、全日本合唱連盟が発行している会報誌「ハーモニー10月号」に掲載されていますので、宜しければご覧下さい。 

「月の世界へ」の楽譜について

「混声合唱とピアノのための組曲『月の世界へ』」は3部構成の組曲となっていて、その内の第2曲「この船の行く先で」が2024年度の全日本合唱コンクール課題曲G4となります。

  1. 未来旅行のコンシェルジュ
  2. この船の行く先で
  3. パラダイム・シフト

課題曲「この船の行く先で」の楽譜は、全日本合唱連盟より2024年3月10日発売の「合唱名曲シリーズNo.52」に掲載されています。

課題曲以外の第1曲と第3曲の楽譜に関して、ご興味のある方は全日本合唱連盟にお問合せ頂くか、またはお問い合わせページに記載のメールアドレスまでその旨ご連絡下さい(お名前・合唱団名・ご連絡先明記)。演奏を検討して頂ける方には、閲覧用の楽譜をお送り致します。

尚、歌詞についてはコチラのページに楽曲解説と併せて掲載していますので是非ご覧下さい。課題曲の楽曲解説は「会報誌ハーモニーNo.208」にも記載しているので、合わせてご覧頂ければと思います。

課題曲のリハーサル指導について

2024年度全日本合唱コンクールの課題曲においてG4「この船の行く先で」を選択された合唱団様で、作曲者による指導をご希望の場合は、私がリハーサル指導に伺いますので、お問い合わせページよりご連絡下さい。